マネー戦略

収入と支出

・収入を増やす (お金をより多く稼ぐ)
・支出を抑える (できるだけ節約する)

収入を増やす

<収入を増やす>
・ライフプランという長期計画の中での収入アップの話です。
収入の把握
 まずは現状の把握です。自分はどれくらい稼いでいるのか?実際の手取りは?年収ベースの増減や年ごとの推移は? これをいわゆる「見える化」によって計ります。
お薦めするのは給与明細を毎月エクセルに入力して収入(支出)を”見える化”することです。
給与明細の項目順にB,C,D列に順に並べると入力もスムースです。
年収単位で把握することで、年ごとの推移が明確になるため5年後、10年後の収入を予測することができます。このまま今の会社で働き続ける場合の、収入面でのシミュレーションができるわけです。
そして支出の把握と合わせることで早期退職の可能性を探ることができるようになります。

副業
 本業だけでは時間を持て余す、体力に余裕があるという方は従来型の副業も可能です。
一方でインターネットを使ったまったく新しい副業も多く出て来ました。従来の常識にとらわれない柔軟な発想で、現代を生きるメリットを探るのも楽しいものです。

資格取得(個人的安全保障として)
 この先なんとかやれると目処が立っても、静かにしかし大きく世界は変わりつつあります。
思惑が外れて再びお金のために働かざるを得ないこともあるでしょう。そこでそのリスク対策のひとつとして資格があれば安心です。
自分の既に持っている知識や興味のあるジャンルで、勝てそうな資格試験を選んでチャレンジしました。
2年前にいくつか取得しましたが、転職サイトに登録して最も企業からオファーがくるのは電気工事の仕事でした。第二種電気工事士の資格があれば、自宅の電気工事も自分でできます。省エネ化のために蛍光灯をLED化させるときに安定器をバイパスしたり、故障した電気錠の機器を取り替えるなど、自宅の簡単な電気工事は業者に任せることなく自分で出来ます。それによって10万円以上節約できたので、資格取得に掛かった費用の元は取れました。

お金を増やす
 給与アップは会社で人さまが決める他律的要素が多いので、自分の意志や判断で増やすことを考えます。それには不動産投資や株式投資などが一般的です。ある程度貯まったお金を投資に回します。
様々な投資スタイルがありますが、株式指標に機械的に連動するインデックスファンドへの投資が人気です。日々変わりゆく株価をモニターし続ける必要もありませんし、個別株のように投資先の倒産で株価がゼロになることもありません。
 高額な報酬を受け取るファンドマネージャーが主催するものよりも、インデックスファンドの方が年単位で比較するとよい成績を収める傾向があります。アメリカで株式投資の個人向けバイブルと云われる”ウォール街のランダムウォーカー”は現在第12刷というロングセラーですが、やはりインデックスファンドを推しています。米国株式市場は米国のインフレ分も含んで年率7~8%の高成長を長期的に続けています。
 勤め先が出してくれる年金である”企業型確定拠出年金”では、日経225インデックスファンド、外国株式インデックスファンド、S&P500インデックスファンドなどから手数料の安いものから選びました。

“個人型確定拠出年金(IDECO)”も同様です。IDECOは拠出金が税金の控除の対象となるので、年末調整時には出資の4ヶ月分くらいは返ってきました。
FIREの成功談を読むと収入の8割を米国株投資に回して30代で実現した話しもあるくらいです。
ポイント:
・インデックスファンドに投資する。
・米国株のインデックスファンドも検討。

・IDECOを最大限活用する


支出を抑える

<支出を抑える>
支出の見える化
まずは家計の”見える化”です。家計簿はアプリなどの便利なものもありますが、長続きしないので使いません。月間でざっくりまとめて割合や傾向が分かれば充分です。
ここではエクセル銀行口座の通帳を使ったごく簡単な方法をご紹介します。これなら思い立ったときにエクセルに数字を入れるだけです。

 前月給料日の残高から当月給料日直前の残高を差し引くとその月に実際に使った金額が出ます。
目的は基礎的な生活コストをあきらかにすることなので、別の口座(定期預金や証券口座)への移換はマイナスで入力、ボーナスなど月給以外の収入はそのまま入力します。
12ヶ月分の月間支出を平均すれば季節変動を含む月間支出が分かります。
 B列には年齢を入れていますが、子供の就学期間やローン完済時期などを自分の年齢と合わせて見ることができます。
私の場合は、3大コストの前ふたつをクリアしているので、残りの”老後資金”の捻出が私のテーマでした。

年金ネット(日本年金機構)で試算される受け取り予想額と、月間支出を以前から近づけていくことです。この差が少ないほど年金受給後の生活の安全度が高まります。
ポイント: 年金受給額 > 生活費 を目標にする。

 早期退職するに際して、年金ネットで定年まで勤めた場合との受給額の差をシミュレーションしました。残り1,2年ともなるとその差はわずかだったことも決め手です。
ただし、国民年金は40年満期なので付加保険料も付けて退職後も納めようと思います。

毎月の基本的な生活費がおおよそ分かったところで、すでに年金受給予想額に近いか下回っていれば安泰です。そうでない場合は次のプロセスに移ります。

支出のジャンル分け
使うのはクレジットカードの明細ダウンロードデータです。我が家ではポイントがたまりやすいカードに電気、ガス、通信料金を一本化しています。カード明細をシートを月単位にしたエクセルに入れます。
クレジットカードは分散させずにメインカードとサブカードの2種類にしています。
そしてカード払いが可能なものは積極的にメインカードに集約します。溜まったポイントはギフト券に変えることで年間1万円以上の得になります。

列には項目、家計費、特別支出(その隣列に支出明細)。
(単身赴任コストを明確にするために”通勤関連”がありますが、問題のありそうなジャンルを別途設けるとわかりやすいでしょう。)
節約しているのに結果が付いてこないと、夫婦でお互いが疑惑の目を向け合うようになりますから、ここは数字で明確にしておくことをお薦めします。

支出の見直し
こうした作業で問題のありそうな項目が見えてきました。
水光熱費が目立つなら、家族で考えることで無駄使いの対策になるでしょうし、照明のLED化や省エネ家電への買い換えも検討の対象になります。

支出対策として考えるべきは、毎月の定額払いサービス(サブスクリプション)の見直しです。
スマホのアプリも含めてたとえ100円のものでも惰性で契約しているものがないか、有効に使えているのかなどを話し合って積極的に解約していくことです。
少額だから、解約が面倒だからと思ったら、年額やその10年の合計額を思ってください。

この支出の見直しプロセスで気に留めることは、「節約ではなく合理化」です。
節約にはガマンが伴います。ガマンはしばらくはできますが、それがストレスになったり、節約のご褒美として散財を許したりと、内圧が高まればプシューとお金とともに漏れていくものです。

使っているものか、対価が適切なサービスなのかなどの視点で仕分けします。
支出の見直し作業プロセスでのコツは、「自分自身に節約と気付かせない」ことです。
目標は「結果としてのコストセーブ」です。ガマンもしないであれこれやっているうちに月間でまとめてみると支出が減っている!というのが理想です。節約ストレスも溜まりません。

節約というマイナスベクトルの生活でしかもストレスフリー、そんな都合良くいくのかと疑問が湧いてきますよね。この発想の元になったのは禅宗の生活です。自衛隊の訓練より厳しそうなガチの禅寺の修行は無理っぽいですが、”禅宗的な生活のしかた”の中に、日々を充実させながらしかも低コスト、必要なもが減って断捨離は進むし、掃除も作務なので修行をしながら家は奇麗になるし、調理だって典座という役職があるくらいに大切な修行、しかも料理を口に含めば食べ物の来し方を想像しながら咀嚼するので消化も良くなる。これについては別にテーマを設けて詳しく解説いたします。

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